(アーカイブ視聴)心理職のための文章実務講座 AIに任せる文章、人が責任を持って書く文章

臨床心理士の経営を考える会主催
(公益財団法人 臨床心理士資格認定協会承認)

5年間続けてきた「心理職のための文章講座」シリーズが、AI時代に合わせて新しく始まります。

心理職の仕事では、人に向き合う時間がますます大切になる一方で、講座資料、案内文、依頼文、メール、報告書整理など、多くの文章業務も発生します。

本講座では、AIに任せてよい文章と、専門職が責任を持って書くべき文章を整理し、実務で無理なく活かせる形で学びます。

この講座は、AIに何でも書かせるための講座ではありません。 相談記録、ケース記録、個別支援に関わる記述など、守秘義務や個人情報を含む文書は、人が責任を持って扱います。

一方で、個人情報を含まない案内文、依頼文、メール、講座資料などは、AIを活用することで、下書きや整理、構成づくりを効率化できます。 大切なのは、何をAIに任せ、何を人が担うのかを実務として判断できることです。

本講座では、 ・AIに任せられる文章の具体例 ・相談記録・報告書をどう書くかという実践 ・最後に弁護士の視点で文書を仕上げる考え方 を、全5回で学びます。

この講座で学べること
・AIに任せてよい文章と、任せてはいけない文章の違い ・案内文、依頼文、メール、講座資料などでのAI活用 ・守秘義務や個人情報保護に配慮した実務上の線引き ・相談記録・報告書を、読み手に伝わる文章として書く視点 ・法的・実務的な観点から文書を見直すポイント

こんな方におすすめです
・文章作成に時間がかかっている方
・AIを使いたいが、守秘義務や倫理面に不安がある方
・相談記録などの「任せてはいけない文章」と、AI活用できる文章を整理したい方
・報告書や提出文書の書き方を実践的に学びたい方
・本来の支援業務にもっと時間を使いたい臨床心理士・公認心理師の方

5stepプログラム
全5回・各回60分・計5時間 WEB開催(録画視聴。視聴期限8月31日)
参加費:臨床心理士 4000円/一般参加 5000円
※臨床心理士資格更新ポイント申請予定です(4群です)
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第1回臨床心理士が文章を書くために 担当:中條幸子

相談記録・報告書は、内容さえ入っていればよいわけではありません。誰に何を伝え、読み手にどんな判断や行動をしてほしいのかという「設計図」を先に定めてから書くことが必要です。
この回では、
・使うべき言葉は「名詞・動詞・数字・セリフ」、避けるべきは「形容詞・副詞」
・言葉のレベルは「中3(義務教育修了)」に合わせる
・話し言葉と書き言葉の違いという日本語の落とし穴
・立証困難・反証容易な表現は使わない、差別語・不快語は避ける、固有名詞と数字は時間の限り見直す──「踏んではいけない掟3選」 を、EAP相談記録・外国人支援広報記事のBefore/After添削例なども交えながら整理します。
相談記録・報告書を、専門職として責任を持って書くための土台をつくる回です。

第2回  AIとは 担当:西田明さん
AIは「答えを出す機械」ではなく「一緒に考えてくれるバディ」。そもそもAIとは何か、何ができて何ができないのかを、心理職の実務に引きつけて理解します。
・喜怒哀楽の機微を受け取ること、目線・間・沈黙を読むことなど、AIには代替しにくい心理職の本質
・「講座資料のたたき台づくり」「案内文・依頼文の下書き」など任せていい業務と、「相談記録」「評価・見立ての判断」など注意が必要な業務の線引き
・安全に使うためのたった一本の線=個人情報は入れないこと
・プロンプトの基本的な考え方 を、案内文や面談前の質問事項整理といった実演を交えて解説します。
「便利そうだけれど、実際にはどう使えばいいのか分からない」という方にもわかりやすい回です。

第3回 AIで文章を書いてみる 担当:西田明さん
案内文、依頼文、メール文面など、個人情報を含まない文章を題材に、AIで実際に下書きを作る方法を学びます。
・議事録の下書きを作り、「書く時間」を「考える時間」に変える
・上司・関係機関へのメールを「役割・依頼・目的・条件」の4要素で作る
・専門性を活かしたブログ・発信記事の作り方 ・「臨床心理士に何ができるか」を相手に合わせて説明する
・複数のAIに同じ質問をして回答を比べる「天秤AI」でハルシネーションに備える という5つの実践場面を、実演を中心に体験します。
AIを「何でもやってくれる道具」としてではなく、たたき台づくりを支える実務のパートナーとして活用する感覚を身につけます。

第4回 弁護士によるリーガルチェック基礎 担当:友永隆太弁護士
「書ける」ことと「通用する」ことは同じではありません。相談記録や報告書は、本人の手を離れた後、労災認定、ハラスメント訴訟、解雇・復職紛争、学校事故、開示請求など、思わぬ場面で証拠として扱われることがあります。

この回では、
・心理職の文書が「法的」場面に登場する典型と、あいまいな記載が招く実害 ・押さえるべき大原則6つ──事実と所見を分ける/5W1Hを意識する/多義的な表現は避ける/ワンセンテンス・ワンテーマ/評価より事実を厚く/文章的な「美しさ」は要らない
・「事実」と「所見」を分ける三層構造(事実/所見/今後の対応)
・問題になりやすい表現5類型──断定、推測の混入、感覚的な評価語、主語欠落、伝聞と直接体験の混同
・提出先(企業・学校・医療機関・本人保護者)によって変わる注意点 ・守秘義務と報告義務の両立、個人情報保護法上の開示請求への対応 を、実際の記載例のBefore/Afterを交えながら整理します。
「AIが書いた文章も、人が書いた文章も、提出した時点で書き手の文書として扱われる」という視点から、最後は人が責任を持って整えるための土台をつくる回です。

第5回 弁護士による講義(実践編) 担当:友永隆太弁護士
第4回で共有した「型」を使い、実際の文書をどう直すかを動かしながら確認します。

・添削の基本動作4ステップ──事実と所見を切り分ける/5W1Hの穴を埋める/評価語を行動・回数・原語に置き換える/出所と主語を戻す
・事例添削① 企業・人事への報告(休職検討中の従業員)
・事例添削② 学校・SC記録(いじめ疑い事案)
・事例添削③ 医療・関係機関への連携文書(主治医あて)
・事例添削④ 本人・保護者への記録(5年後に本人が読む前提で)
・事例添削⑤ AIが書いた下書きを整える(AI特有の「ずれ」を人が引き取る)
・短文ドリルと、提出前のセルフ添削フロー 安全性と伝わりやすさは対立しません。曖昧さを削れば、両方が同時に上がります。「AIが書いても人が書いても、提出した瞬間に自分の文書」──その責任の引き取り方を、実践形式で持ち帰れる回です。
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講師
中條幸子 臨床心理士/社会保険労務士/元新聞記者 相談記録・報告書など、心理職にとって重要な文章を、読み手に伝わる形でどう書くかを、実例と添削を通して指南します。
西田明 AI活用コンサルタント(株)ツナグミチ代表取締役 心理職の実務において、AIをどのように安全かつ現実的に活用できるかを、具体的に解説します。
友永隆太弁護士 杜若経営法律事務所 文書の安全性と実務性を高めるために必要なリーガルチェックの視点を、基礎から実践まで担当します。
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受講後に目指すこと
この講座の目的は、単にAIを使えるようになることではありません。 心理職が、AIに任せる部分と自分で担う部分を見極め、安心して実務に使える文書を判断・作成できるようになることです。 文章業務の負担を減らしながら、本来大切にしたい「人に向き合う時間」を確保するための講座です。

お申込み
詳細・お申込みは以下から https://semican.net/event/SC190132/vwyexf.html

担当:中條幸子 sr-rindow@rindowkokusai.com
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